2017年10月06日

後々のことを考えて遺言書を遺す人が増えている

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土地や建物などの不動産を所有していたり有価証券などを所持していた人が亡くなった場合には、これらの財産に関してどのように分けるのか家族間で話し合いが付かずに揉めてしまうことがよくあります。ただ相続財産の分配方法に関して家族間で揉めるのは周りから見てあまり良いことではありませんし、何よりも亡くなった人にとっては本当に悲しいことです。

自分の遺した財産のせいで家族がバラバラになってしまうのはやり切れないことなので、自分が亡くなった時のことを考えて予め手を打っておく人が増えています。その中で最近特に行われていることが遺言書に遺産の分配方法等に関して書き遺しておくことで、それにより相続トラブルを防ぐことができると言うことでとても人気があります。

ただその書き方に関しては民法に規定があり間違った方法で書いてしまうと無効になってしまう可能性があるので、この点に関しては十分に注意する必要があります。とは言っても民法の条文を読んで理解するのはとても難しいことなのでどうしたら良いか分からず困ってしまう人もいますが、今では遺言書の書き方に関して易しく解説している本が沢山販売されているのでそれほど心配することはないです。

また法律事務所の中には無料で相談に乗ってくれるところもあるので、遺言書を書く準備を始めている人はそれほど難しく考えるのではなく分からないことがあったら弁護士等のような法律家に話を聞いてもらうようにした方が良いです。