葬儀に故人が好きな花をお供えしても大丈夫か
故人と親しい関係であれば、生前好きだと言っていた花を供えてあげたいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、祭壇の横に飾られる供花を上げる際には注意が必要です。好きな花が葬儀に相応しくないことがあるからです。バラやアザミが好きな方にお供えしようと考えても、棘のある花は忌み嫌われることがあります。どの宗教でも禁忌とされているので、絶対に使わないようにしてください。宗教施設を借りて行う場合は、白一色で統一してほしいと希望を出されることもあるので、花の種類が限定されないか遺族に確認するようにするのがおすすめです。
直葬のメリットと注意すべき点とは
葬儀は一般層で故人と縁のあった人が足を運ぶものというイメージがありますが、近年では大規模な葬儀は望まないという人も増えています。中には直葬を希望するという人もいるのではないでしょうか。故人の遺言に直葬を希望するというものがあった場合には、その意思を尊重するべきということは確かです。告別式などの儀式を行わないことにより、金銭面の負担も抑えることができ、会葬者に対して挨拶をしたりする必要もないので精神的な負担も軽減させることもできるというメリットがあります。
ウェブ上で実現できる葬儀会場のレンタル
葬儀を行う際に必要な会場は、ネットを経由してレンタルすることのできる環境が作られています。葬祭関連の業者のサイトなどで、会場を借りるための手続きに入ることのできるケースが目立ってきており、積極的にこの仕組みを活かす取り組みが実現されていると認識されています。ここ数年の間で、葬式関連の会場を借りるために、ウェブを使って予約を進める動きが標準的なものとして取り上げられています。そのため、スムーズに葬式の日取りが決定でき、会場を決めるところまで問題なく進められる確率がアップすることにも関与し、幅広いエリアで歓迎されていると言えるのではないでしょうか。
変化する葬儀の形と大阪の火葬場事情について
都市部と地方においては、葬儀・告別式の事情が大きく異なりますし。その最たる例が、火葬場事情ではないでしょうか。一般的には友引は火葬が出来ませんが、大阪などの大都市では行うことが出来ます。要因は人口の多さで、フル稼働しないと葬儀が出せないことがあります。葬儀は故人との最期の時間を過ごす貴重な時間ですが、棺に入れられるものは自治体毎に細かくルールが決められています。CDやプラスチック類が駄目な地域がありますし、眼鏡や杖が禁じられていることもあります。
後々のことを考えて遺言書を遺す人が増えている
土地や建物などの不動産を所有していたり有価証券などを所持していた人が亡くなった場合には、これらの財産に関してどのように分けるのか家族間で話し合いが付かずに揉めてしまうことがよくあります。ただ相続財産の分配方法に関して家族間で揉めるのは周りから見てあまり良いことではありませんし、何よりも亡くなった人にとっては本当に悲しいことです。自分の遺した財産のせいで家族がバラバラになってしまうのはやり切れないことなので、自分が亡くなった時のことを考えて予め手を打っておく人が増えています。